アニメ板最萌トーナメントFAQ集・特設「支援に対する本部の見解」
 
Q:「支援」とか称して著作権無視してんじゃねーよ。
A:本スレや感想スレで時おり、同様の御意見をいただいておりますがトーナメント本部の見解は「全て、自己責任でやってください。それで著作権者に訴えられるなどの不利益が生じても責任は負いかねます」と言うものです。
 まず、著作権法第32条では以下のように定められています。
第三十二条(引用) 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。
 次に、上記の適用除外が文章しか対象にしていないのか画像・映像・図版も対象にしているのかについてですが、条文には「画像・映像・図版は対象とならない」とは書かれていませんし『脱・ゴーマニズム宣言』事件の東京地裁判決(1999年8月31日)では以下のように判示しています(なお、2000年4月25日の東京高裁判決は控訴人側の主張を一部認めていますがこれは「漫画のコマの配置を改変した」ことに対するものであり引用の可否そのものとは関係がありません。この東京高裁判決は本年4月26日に最高裁・第三小法廷の上告不受理で確定しています)。
 著作権法32条1項は一定の場合に公表された著作物の引用を認めているが、同項にいう引用とは、報道、批評、研究等の目的で他人の著作物の全部又は一部を自己の著作物中に採録するものであって、引用している著作物と引用されている著作物を明瞭に区別して認識することができ、かつ、引用している著作物が「主」、引用されている著作物が「従」の関係にあるものをいうと解するのが相当である。
 被告書籍における原告書籍の漫画のカットの採録は、原告書籍の漫画に対する批判を目的にしていると認められる。被告書籍の中で、被告の論説と原告書籍の漫画カットは、明瞭に区別して認識することができる。
引用されたカットは原告書籍の漫画のごく一部に過ぎず、それ自体が独立の漫画として読み物になるものではなく、引用されたカットのいずれもが、被告の論説の対象を明示し、その例証、資料を提示するなどして、被告の論説の理解を助けるものとなっていることからすると、被告書籍の中で、被告の論説が「主」、原告の漫画のカットが「従」という主従関係が成立している。
 したがって、被告書籍において原告書籍の漫画のカットを採録したことは、著作権法32条1項の適法な引用にあたり、複製権侵害という原告の主張は認められない。
 なお、キャプチャ画像を(支援者が用意したローカルアカウント・貼り付け板のどちらかに関わらず)アップロードし、投票スレッドにリンクを張った場合に上記の条文や判例の要件を満たすかどうかですが、これはケースバイケースと言わざるを得ません。ただ単に、画像のあるURLへのリンクを並べているだけのような状態では「満たしていない」危険性がかなり高いと見るべきでしょう。しかし、仮に上記の要件を満たしていない支援が存在した場合でも、貼り付け板であればログが次々に流れて行くものでありローカルアカウントの場合は投票時刻を過ぎたらすみやかに削除すると言った最低限のマナーを徹底しているケースが多く、特に重大な問題となったケースは見受けられません。一部の出版社やビデオメーカー・アニメーション製作会社・放送局等が上記の適用除外に該当する行為を含めて全面禁止を主張しているのは事実ですが、実際問題として著作権者が取っている法解釈が全てに於いて正しい訳ではない(そうでなければ裁判で著作権者側が負けることなど有り得ない)ので上記の要件を満たしていれば作品の全編をファイル交換するような行為とは異なり訴えられる危険性は低いでしょう(但し、主題歌やキャラクターソングの音声ファイル・MIDIをアップロードしたりFLASHやMADムービー等でBGMに使用するのは非常に危険です)。
 
 ちなみに、個人サイトに掲載されている画像の貼り付けですがこれは最低限の礼儀として(「無断転載禁止」ないしこれに類する記述がサイト内にある場合は特に)管理者の意向を尊重するように心がけられるようお願いします。リンクに関しても同様です。アニメ板住民の中にトーナメントに興味を持たない或いは抵抗を感じている人がいるのと同様、2ちゃんねる自体を嫌う人もいるので(「http://」の「h」を削るなどの方法で)直リンクを避けると言った礼儀を普段から可能な限り心がけてください。
 最後に。葉鍵板やFFDQ板の最萌への参加をきっかけにFLASHを学び、職人になった人も少なくありません。アニメ板に限らず「キャプチャ画像をアップするタイプの支援にはネガティブな印象を抱いている人も少なくない」と言うことを心に留め、この機会に思い切って自作画像やFLASHなどもう一段階進んだ支援にチャレンジしてみてはいかがでしょう?
 
 以上の通り、参加者一同にお願い申し上げます。

 
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